「ホームページを作りたいけど、いくらかかるの?」
これはホームページ制作を検討し始めた方が、最初にぶつかる疑問ではないでしょうか。ネットで調べると「5万円で作れる」という情報もあれば「100万円以上」という話も出てきて、正直よくわかりませんよね。
結論から言うと、ホームページの費用は**「何を作るか」と「誰に頼むか」**で大きく変わります。相場を知らないまま依頼すると、同じ内容なのに何十万円も高く払ってしまうことすらあります。
この記事では、2026年現在の最新相場を制作タイプ別・依頼先別・業種別に整理して、あなたに合った予算の考え方を、はじめての方にもわかるように解説します。
この記事でわかること
- ホームページ制作の費用を左右する3つの要素
- 制作タイプ別の料金相場(テンプレート〜フルオーダー)
- 依頼先別の費用比較(制作会社・フリーランス・自作ツール)
- 業種・規模別の費用の目安
- 見落としがちな「維持費(ランニングコスト)」
- 予算別のおすすめの選び方
- ホームページ制作の費用に関するよくある質問
ホームページ制作の費用相場を一覧で
まずは全体像を、制作タイプ別の相場一覧で押さえておきましょう。
| 制作タイプ | 費用相場 | ページ数の目安 | こんな方向け |
|---|---|---|---|
| 自作(ノーコード) | 0〜月額数千円 | 1〜5ページ | とにかく費用を抑えたい |
| テンプレートカスタマイズ | 5万〜20万円 | 1〜5ページ | 名刺代わりのHPがほしい |
| セミオーダー | 20万〜50万円 | 5〜10ページ | 他社と差別化したい |
| フルオーダー | 50万〜150万円以上 | 10ページ以上 | ブランドを確立したい |
「思ったより幅がある」と感じたかもしれません。この差がどこから来るのか、次から順番に見ていきましょう。
費用を左右する3つの要素
ホームページの制作費用は、主に以下の3つで決まります。
① ページ数
当然ですが、ページが多いほど費用は高くなります。個人事業主の方なら5〜7ページ程度が一般的。企業サイトだと10〜20ページになることもあります。
1ページあたり2〜5万円で見積もる制作者が多いので、「ページ数 × 単価」がざっくりの目安になります。
② デザインのこだわり度
テンプレートを使うか、完全オリジナルでデザインするかで費用は大きく変わります。テンプレートなら数万円で済むこともありますが、オリジナルデザインだと数十万円は覚悟が必要です。
テンプレートとオリジナル、どちらを選ぶべきか迷う方は、テンプレートとオリジナルデザインの違いもあわせてご覧ください。
③ 機能
お問い合わせフォームだけなら安く済みますが、予約システム・EC機能・会員登録機能などを追加すると、それぞれ開発費用がかかります。代表的な追加機能の目安はこちらです。
| 機能 | 追加費用の目安 |
|---|---|
| お問い合わせフォーム | 無料〜3万円 |
| 予約システム | 5万〜30万円 |
| EC(ネットショップ)機能 | 10万〜50万円以上 |
| 会員登録・ログイン機能 | 20万〜50万円以上 |
| 多言語対応 | 10万〜30万円 |
「まずは何が必要か」を整理すると、無駄な機能にお金をかけずに済みます。ネットショップを検討している方はECショップ開業ガイドも参考になります。
制作タイプ別の料金相場(詳しく)
テンプレートカスタマイズ型(5万〜20万円)
WixやSTUDIOなどのテンプレートをベースに、ロゴや文章・写真を差し替えるタイプです。
こんな方におすすめです。
- まずは名刺代わりのHPがほしい
- 予算をなるべく抑えたい
- デザインにそこまでこだわらない
セミオーダー型(20万〜50万円)
テンプレートをベースにしつつ、デザインや構成をある程度カスタマイズするタイプです。多くの個人事業主・小規模企業がこの価格帯で制作しています。
含まれることが多い内容はこちらです。
- オリジナルのトップページデザイン
- 5〜10ページ程度のページ制作
- お問い合わせフォーム
- スマホ対応(レスポンシブデザイン)
- 基本的なSEO対策
費用対効果でいちばんバランスが良いのがこの価格帯です。他社と差別化しつつ、集客の土台もつくれます。
フルオーダー型(50万〜150万円以上)
デザインも機能もすべてゼロから作り上げるタイプです。ブランドイメージを大切にしたい企業や、特殊な機能が必要な場合に選ばれます。
- 完全オリジナルのデザイン
- 競合調査・戦略設計込み
- CMSの独自構築
- EC機能や予約システムの開発
- 写真撮影・コピーライティング込み
依頼先別の費用比較
同じ内容のホームページでも、誰に依頼するかで費用は変わります。
| 依頼先 | 費用相場 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Web制作会社 | 30万〜150万円以上 | 品質が安定・体制が手厚い | 費用が高め |
| フリーランス | 10万〜80万円 | 中間マージンがなく割安 | 人によりスキル差 |
| 自作ツール | 0〜月額数千円 | 初期費用ほぼゼロ | 自由度・SEOに限界 |
Web制作会社
チームで対応するため品質は安定していますが、その分費用は高めです。ディレクター・デザイナー・エンジニアなど複数人が関わるため、人件費が反映されます。
フリーランス
個人で活動するWebデザイナーやエンジニアに依頼するパターンです。制作会社に比べて中間マージンがない分、同じクオリティでも費用を抑えられることが多いです。ただし、スキルや対応範囲は人によって差があるので、実績をしっかり確認しましょう。
自作ツール
Wix、Jimdo、STUDIOなどのノーコードツールを使えば、自分でホームページを作ることもできます。初期費用はほぼゼロですが、月額利用料がかかることが多いです。無料で使えるツールを比較したい方は無料ホームページ作成ツールの比較も参考にしてください。
業種・規模別の費用の目安
「自分の業種だといくらくらい?」という疑問にお答えして、代表的なケースの目安をまとめました。
| ケース | 費用の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 個人事業主の名刺代わりHP | 5万〜20万円 | まずは信頼感が出れば十分 |
| 店舗(美容・飲食など) | 20万〜50万円 | 写真とMEO対策が重要 |
| 士業(税理士・行政書士など) | 20万〜60万円 | 専門性と実績の見せ方が鍵 |
| 不動産会社 | 30万〜80万円 | 物件の見せ方・問い合わせ導線 |
| ECサイト | 30万〜100万円以上 | 決済・在庫・商品ページ設計 |
個人事業主の方は個人事業主のホームページ制作費用、士業の方は士業のホームページ集客、不動産の方は不動産会社のHPで問い合わせを増やすコツで、より具体的に解説しています。
見落としがちな「ランニングコスト」
ホームページは作って終わりではありません。維持にもお金がかかります。
- ドメイン代: 年間1,000〜3,000円程度
- サーバー代: 月額500〜2,000円程度
- SSL証明書: 無料のものもあり(Let’s Encryptなど)
- 保守・更新費用: 月額3,000〜10,000円程度(制作会社に依頼する場合)
制作費だけで判断せず、年間の維持費も含めた総コストで比較することが大切です。保守費用の内訳についてはホームページの保守・管理費用とはで詳しく解説しています。
なお、更新作業を自分でできるようにしておくと、月々の保守費用を大きく節約できます。ホームページの更新を自分でやる方法もあわせてどうぞ。
予算別おすすめの選び方
予算5万円以下
ノーコードツール(Wix・STUDIOなど)で自作するか、テンプレートベースの格安サービスを利用しましょう。「まずはWebに存在する」ことが目的なら十分です。
予算10万〜30万円
フリーランスのWebデザイナーに依頼するのがおすすめです。テンプレートベースで、あなたのビジネスに合わせたカスタマイズをしてもらえます。
予算30万〜80万円
フリーランスか小規模制作会社に依頼して、セミオーダーのホームページを作りましょう。オリジナルデザインで他社と差別化でき、SEO対策もしっかり組み込めます。
予算80万円以上
中〜大規模の制作会社にフルオーダーで依頼できます。戦略設計からデザイン、撮影まで一貫して任せられるので、ブランドイメージを確立したい方に向いています。
ホームページ制作の費用に関するよくある質問
Q. ホームページ制作の費用は最低いくらから可能ですか?
ノーコードツールを自分で使えば、初期費用0円+月額数千円から始められます。制作者に依頼する場合は、テンプレートカスタマイズで5万円前後からが目安です。
Q. 制作会社とフリーランス、どちらが安いですか?
一般的にはフリーランスのほうが割安です。中間マージンや複数人の人件費がかからないためで、同じクオリティでも制作会社の6〜7割程度の費用に収まるケースが多くあります。ただし対応範囲やスキルは個人差があるため、実績を必ず確認しましょう。
Q. 費用が安すぎる業者には注意が必要ですか?
はい。極端に安い場合、スマホ対応やSEO対策が含まれていない、公開後のサポートがない、といったケースがあります。見積もりでは「何がどこまで含まれるか」を必ず確認してください。
Q. 月額制(サブスク型)のホームページ制作はお得ですか?
初期費用を抑えられる一方、数年使うと総額では買い切りより高くなることが多いです。「解約するとサイトが使えなくなる」契約もあるため、長期利用なら総コストで比較しましょう。
Q. ホームページ制作にかかる期間はどのくらいですか?
内容によりますが、テンプレート型で1〜2週間、セミオーダーで1〜2か月、フルオーダーで2〜4か月程度が目安です。詳しくはホームページ制作の流れをご覧ください。
まとめ:費用だけでなく「費用対効果」で考えよう
今回の内容を整理すると、こういうことです。
- ホームページの費用はページ数・デザイン・機能で変わる
- テンプレート型なら5万円〜、フルオーダーなら50万円〜が目安
- フリーランスに依頼すると、品質を保ちながら費用を抑えられる
- 制作費だけでなく、年間の維持費も含めて総コストで判断する
大切なのは「安いからいい」ではなく、**「かけた費用に対してどれだけリターンがあるか」**という視点です。ホームページから毎月数件の問い合わせが来るようになれば、制作費は十分に回収できます。
あなたのビジネスの規模や目的に合った選択をして、賢くホームページを手に入れましょう。
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